非城識人ノート

日本の城、中世史、読書、思いつき…など

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

黒田基樹著『下剋上』(講談社現代新書、2021年)

黒田基樹著『下剋上』(講談社現代新書、2021年)、読了。家臣による主君のすげかえ・主殺し・主家の傀儡化など、戦国時代に全国で行われた主な下剋上の事例を紹介し、その特徴を探る1冊。 黒田基樹著『下剋上』(講談社現代新書、2021年)*概要と感想 下位の者…

三鬼清一郎著『大御所徳川家康 幕藩体制はいかに確立したか』(中公新書、2019年)

三鬼清一郎著『大御所徳川家康 幕藩体制はいかに確立したか』(中公新書、2019年)、読了。江戸幕府を開き、大坂の陣で豊臣氏を滅亡に追い込むまでの、家康の大御所政治とその功績を叙述する1冊。 三鬼清一郎著『大御所徳川家康 幕藩体制はいかに確立したか』(…

柴裕之著『徳川家康 境界の領主から天下人へ』(平凡社、2017年)

柴裕之著『徳川家康 境界の領主から天下人へ』(平凡社、2017年)、再読了。誕生から江戸幕府を開くまでの徳川家康の生涯を、「松平・徳川中心史観」を排除し、当時の政治構造に即して叙述する1冊。 柴裕之著『徳川家康 境界の領主から天下人へ』(平凡社、2017…

笠谷和比古著『徳川家康 われ一人腹を切て、万民を助くべし』(ミネルヴァ書房、2016年)

笠谷和比古著『徳川家康 われ一人腹を切て、万民を助くべし』(ミネルヴァ書房、2016年)、読了。家康の生涯を叙述し、その人物像や政治思想の解明を試みる1冊。 笠谷和比古著『徳川家康 われ一人腹を切て、万民を助くべし』(ミネルヴァ書房、2016年) 概要と感…