非城識人ノート

日本の城、中世史、読書、思いつき…など

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本史史料研究会編『秀吉研究の最前線 ここまでわかった「天下人」の実像』(洋泉社歴史新書y、2015年)

日本史史料研究会編『秀吉研究の最前線 ここまでわかった「天下人」の実像』(洋泉社歴史新書y、2015年)読了。 秀吉の政策として著名な「太閤検地」「朝鮮出兵」「キリスト教禁止」などや、あまり知られていない秀吉と武家官位や朝廷の問題、また秀吉の出自に…

西股総生著『パーツから考える戦国期城郭論』(ワン・パブリッシング、2021)

西股総生著『パーツから考える戦国期城郭論』(ワン・パブリッシング、2021)読了。 戦国時代の城郭を構成する、空堀・土塁・切岸・虎口・曲輪などのパーツを個別に取り上げ、形態や機能とその変化について、実戦での使用にも即して解説する1冊。 西股総生著『パーツか…

築城の故実

有職故実とは、公家や武家の儀礼・官職・制度・服飾・法令・軍陣などの先例・典故をいう。 武家の故実には、出陣祝や首実検、陣幕の打ち方や御旗の前の通り方、鬨の声などの様々な故実・習俗が故実書に記されている。特に出陣に際しては、方位に関しては北、…

日本史史料研究会編『信長研究の最前線 ここまでわかった「革命者」の実像』(洋泉社歴史新書y、2014年)

日本史史料研究会編『信長研究の最前線 ここまでわかった「革命者」の実像』(洋泉社歴史新書y、2014年)読了。 近年の織田信長研究についての14項目のテーマから、従来の信長像との認識差を明らかにする1冊。 日本史史料研究会編『信長研究の最前線』(歴史新書y…