戦国の比企 境目の城@埼玉県立嵐山史跡の博物館
企画展「戦国の比企 境目の城」は、令和2年(2020)12月5日~令和3年(2021)2月14日を会期としていた展示でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、令和2年12月23日から臨時休館となってしまい、そのまま会期が終了してしまった展示でした。ブログ主も訪問を計画していましたが、休館となってしまいそのまま行けずじまいでした。
これに伴い、埼玉県文化資源課がTwitter上にて、「#おうちでミュージアム」として展覧会の紹介動画を流しています。(2021年8月現在も流れています。)コロナ禍における博物館の発信の仕方として参考になるものと思い、ツイートを下にも添付します。
埼玉県立嵐山史跡の博物館は、現在臨時休館しています。それにともない、2月14日までの企画展「戦国の比企 境目の城」の魅力や展示室の様子を、これから7回に分けて動画で配信していきます。戦国時代のお城の役割や構造、出土品などを紹介しますので、ご自宅でお楽しみいただけたら嬉しいです!
— 埼玉県文化資源課 (@saitamabunkazai) 2021年2月4日
vol.1
第1回は、展覧会の紹介です。展覧会タイトル「境目の城」の「境目」とは? 埼玉県の比企地域は戦国時代にさまざまな勢力が接する「境目」に位置していたため、多くの城郭が築かれました。#おうちでミュージアム pic.twitter.com/ZmcUZXCIs8
— 埼玉県文化資源課 (@saitamabunkazai) 2021年2月4日
vol.2
埼玉県立嵐山史跡の博物館の企画展「戦国の比企 境目の城」紹介動画、第2回を公開します。今回は「国指定史跡 比企城館跡群 菅谷館跡」を紹介しています。菅谷館跡は、源頼朝の有力家臣である畠山重忠が住んだ館跡が、戦国時代に拡張され、整備された城郭といわれています。#おうちでミュージアム pic.twitter.com/JyhsrPL64q
— 埼玉県文化資源課 (@saitamabunkazai) 2021年2月8日
vol.3
埼玉県立嵐山史跡の博物館の企画展「戦国の比企 境目の城」紹介動画、第3回を公開します。
— 埼玉県文化資源課 (@saitamabunkazai) 2021年2月9日
今回は「国指定史跡 比企城館跡群 杉山城跡」を取り上げます。杉山城跡は、丘陵の尾根線を利用して造られた連郭式山城で、戦国時代における山城の最高傑作のひとつといわれています。#おうちでミュージアム pic.twitter.com/UCp307NTKj
vol.4
埼玉県立嵐山史跡の博物館の企画展「戦国の比企 境目の城」紹介動画、第4回を公開します。今回は「国指定史跡 比企城館跡群 小倉城跡」を紹介します。小倉城跡は交通の要衝に造られた連郭式山城で、関東では珍しく、虎口(お城の出入口)などに石垣や石積みが築かれています。#おうちでミュージアム pic.twitter.com/hK0KSScjVF
— 埼玉県文化資源課 (@saitamabunkazai) 2021年2月16日
vol.5
県立嵐山史跡の博物館の企画展「戦国の比企 境目の城」紹介動画、第5回を公開します。
— 埼玉県文化資源課 (@saitamabunkazai) 2021年2月18日
今回は「国指定史跡 比企城館跡群 松山城跡」の紹介です。松山城跡は武蔵国の交通の要に位置し、戦国期を通して多くの争奪戦が繰り広げられた城跡です。展示資料には出土した火縄銃の弾も…。#おうちでミュージアム pic.twitter.com/PzmQWTMPgJ
そして先日、臨時休館が明けた際に、同館に行き、やっと図録をゲットできました。
やはり展示資料を生で拝観したかったですが、コロナ禍における上のような対応はとても有難く感じました。
まだまだ新型コロナウイルスの勢いは衰えませんが、ウィズコロナの下で博物館展示の方法も模索が続くものだと思いました。